蝉氷坊のブログ

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新・銀幕の浄土(気ままな映画評)その6

法*斎 消息

 

「レイダース 失われたアーク」

 

 青春ど真ん中、大学時代にハマった映画の一つでして、それまでの映画ならラストに持ってくるような、冒頭からド派手なアクションで始まるんですよ。主演はハリソンフォード、これがハマり役でインディ・ジョーンズシリーズは四作まで作られました。ただ、2008年公開の四作目は、ハリソン66歳の作品で、前作から19年経っています。体の衰えは隠しようも無く「もっと早く観たかったなぁ…」というのが正直な感想でした。

 監督はスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮はジョージ・ルーカスで、あの「スターウォーズ」の監督です。ルーカスはスターウォーズがこけるんじゃないかと、映画公開時にスピルバーグ監督とハワイに逃避していたそうで、その逃避中にスピルバーグと次の映画の話をし、その時に浮かんだのがインディージョーンズだったのです。

 さて、39歳の若きハリソンはこの映画でも存在感抜群でした。大学で考古学の教鞭をとるときのインテリ姿と、帽子に革製の上着とムチと拳銃を携えたときのギャップにドキッとさせられます。劇中、敵の大男とあわや大格闘…という場面があるのですが、なんと、拳銃一発でけりを付けてしまいます。これには裏話があり、大格闘シーンを撮るはずだったのですが、お腹を壊したハリソンのために急きょ変更したのでした。劇中の意外なシーンに館内は爆笑に包まれていました。

 最大の見せ場はアーク(聖櫃:モーゼの十戒を刻んだ石板が入っている)を開いたところ。開けた途端に何やら得体の知れない、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が現れてそこらじゅうを飛び回ります。その魍魎にナチスの悪役達は無残な姿に…。しかしインディとその恋人は助かるのですが、なぜ二人は助かったのか? は映画を見てのお楽しみ。(イラストも筆者)

 

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