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蝉氷坊のブログ

 文殊会通信(読書、映画、美術、酒をめぐる片言隻句)ぶらぶらあるき(県内篇・県外篇)梵夫の時間(おりおりの日誌)

文殊会通信第40号 2016年1月1日号

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海*堂  消息

 

今月も読了本なし。

 

●今読みかけの本

『仏教思想のゼロポイント』/魚川祐司/新潮社/2015.4

 

 先先月から机の上にあるのに、やはり手がつかない。読書が物事の優先順位の下位にあるからだろう。

 

▼これから読む(購入する)予定の本

『本当の自分とつながる 瞑想入門』/山下良道/河出書房新社/2015.12

 

■酒肴全般

純米生酛/大七大七酒造株式会社/福島県二本松市 ★★☆

 

 日経新聞の『何でもランキング』の日本酒の記事を娘が知らせてくれ、「美味しいお燗酒 第一位」にランキング。ちょうど燗酒を飲みたいと思っていたところでもあり、スーパーの酒コーナーで発見。ところが期待外れ。味に曇りがあって、清澄さがない。温度を変えて試したが、楽しめない。このランキングはいったい誰がどういう基準で選んだのだろう。たかがランキング、されどランキング、未知の酒を選ぶときにはつい気にしてしまう。

 

蝉氷坊  消息

 

●最近読んだ本

 『合葬』(杉浦日向子全集第二巻)/筑摩書房/1995.12 ★★★★

 

 20年ほど前『コメディーお江戸でござる』というNHKの番組があり、一、二度観たことがある。そのころ杉浦日向子を知らなかったので、番組の最後に彼女が解説するところもうっすらとした記憶しかない。

 全集は最近古本で手に入れたものだが、『合葬』は以前に単行本で買って読んでいる。戊辰戦争さなか、将軍慶喜の警護と復権を旗印に組織された彰義隊の志士たちの青春群像である。

 松平容保新撰組ら、身を賭して京都を守護した面々が将軍・幕閣に見捨てられ裏切られたその翌年に、彰義隊の若者たちはなぜここまで幕府に忠誠を尽くそうとするのか。杉浦日向子はその若者たちを丸ゴシック体の文字にも似たのどかな絵の中に、凄涼、凄惨なエピソードをちりばめながら淡々と描いている。タイトルが何を意味するものなのか、再読して腑に落ちた。

 『百日紅』(上・下、同第三、四巻)も読了(上★★★★、下★★★)。

 

▼今読みかけの本

『評伝川島芳子 男装のエトランゼ』/寺尾紗穂/文春新書/2008.3

 

■酒肴全般

1.朝しぼり出品貯蔵酒/渓流/遠藤酒造場/長野県須坂市 ★★★

 

 生原酒。アルコール度20%、日本酒度-6。濃厚な感じはするが,酸味のある香りなので甘さは気にならない。会社のHPでは冷酒またはオンザロックを推奨しているが、常温保存(といってもこの時期は室内で10度以下)したものを5~6人で飲んだ…のだが、皆「うーん」と唸ったきりことばが続かなかった。

 

2.大吟醸生原酒/あさ開/株式会社あさ開岩手県盛岡市 ★★★

 

 アルコール度18~19%。香り、味ともに濃厚で酸味もある。上の渓流もそうだが、飲んでまずいとは思わないが2杯目に手が伸びない。地元で見知りするドブロクの雰囲気を求めていろいろ試してみるのだが、香り、味ともにドブロクとは方向がやはり違う。自分の口には合わないということなのだろう。

 

【編集後記】

 新年あけましておめでとうございます。

 通算40号となりました。忙しさを理由にしたくはないのですが、段々分量が少なくなってきました。今年もどうぞおつき合いください。

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蝉氷坊通信メンバー  蝉氷坊 1954年生   海*堂 1954年生   高*庵 1958年生   法*斎