蝉氷坊のブログ

 文殊会通信(読書、映画、美術、酒をめぐる片言隻句)ぶらぶらあるき(県内篇・県外篇)梵夫の時間(おりおりの日誌)

ぶらぶら歩き(徘徊歩記) 平和を願う絵本

 『ううもん ちょうだい』という本の出版記念会に出席してきた。会の主催者のひとり斎藤作治先生から、先生の主宰する「浮島丸下北の会」に参加しているご縁で案内をいただいた会である。

 中国東北部、旧満洲からの引き揚げ体験を絵本にされたのは高屋敷八千代さん、教員を退職された方である。いただいた名刺には「平和の語り部」、「ハーブコーディネーター」とある。書名は「たべるもの、ちょうだい」という意味で、彼の地で亡くなった幼い二人の弟たちが食べ物をねだるときに言うことばからきている。

 今年は戦後70年ということばをマスメディアはもとよりさまざまな場所で耳にした。戦争を直接体験した人たちの高齢化が進み、鬼籍に入られた方のほうが圧倒的に多くなった。世界中で今も止まない戦争や紛争のニュースを、漫然と見ていてはならないであろう。私たちの国にもその危機が近づいている。自覚的にそうしようと思う人もいるし、それに無自覚で見過ごしている人たちも多い。

 戦争はだめ、と身を起こし声をあげる人たちに出会った一日。

 

 絵本のとびら 絵のちから、ことばのちから

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蝉氷坊通信メンバー  蝉氷坊 1954年生   海*堂 1954年生   高*庵 1958年生   法*斎