蝉氷坊のブログ

 文殊会通信(読書、映画、美術、酒をめぐる片言隻句)ぶらぶらあるき(県内篇・県外篇)梵夫の時間(おりおりの日誌)

文殊会通信第38号 2015年11月1号

f:id:senhyo-bo:20151019140240j:plain

海*堂  消息

 

●これから読む(購入する)予定の本

 タイトル見るとつい注文してしまうのです。まだ読んでない本が数多あるにもかかわらず。病気かもしれません。

 

1.『大乗経典の誕生』/平岡聡/筑摩選書/2015.10

 

2.『大乗仏教の真実 インド仏教の歴史』/ひろさちや/春秋社/2015.9

 

▼酒肴全般

1.純米吟醸 火入/陸奥八仙 黒ラベル/八戸酒造株式会社/八戸市/★★★★

 

 あるブログの記事で知った、青森県産「華吹雪」100%使用の黒ラベル八仙。よく出回っている「特別純米酒八仙」とは大違い。ある結婚披露宴で出された後者は口にしたとき、アルコール臭が鼻に抜けてとても飲む気にならなかった。この黒ラベルは引っかかることなく喉を降りていく。少し甘めだが、芳醇さもほどよい。

 

2.純米吟醸/金紋両国 福/株式会社 角星/宮城県気仙沼市/★★★

 

 宮城県産「蔵の華」100%使用。仙台駅地下で、復興支援の名分で購入。仙台に行くと、帰りには一階か地下の酒屋をのぞくのがならい。知らない宮城県産の酒はまだまだある。初めての銘柄だが期待外れだった。純米酒らしい芳醇さはあるが、口にすると角がある。喉に引っかかりが感じられて、残念。

 

蝉氷坊  消息

 

■最近読んだ本

 『絵本柳樽選集』第一巻/太平書屋編/太平書屋/1987.4/★★★★

 

 川柳には僧や寺、宗教にかかわる行事もよく題材となる。川柳は江戸時代の宗教事情をうかがい知る好資料でもある。

 川柳絵本は幕末約三十年間に百五十種くらいが出版されたという。『柳多留』から選んだ句に絵を添えたものもあるが、多くは新作の川柳(「駄狂句」というとある)を絵入りで載せたもので、よく売れかつ読み捨てであったという。文学性はあまりないが、江戸の暮らしぶりが活写された風俗資料としての価値は極めて高い。『絵本柳樽選集』は、国文学専門の出版社太平書屋が刷りや保存状態のよいものを影印翻刻したシリーズで、第六巻は2006(平成18)年に出ており今後も出る可能性がある。

 

●今読みかけの本

1.『死者の花嫁 葬送と追想の列島史』/佐藤弘夫幻戯書房/2015.9

 この手の内容の本はどうしても読みたくなる。

 

2.『曹洞宗の戦争』/一戸彰晃/皓星社/2010.11

 少し前に買ったものだが、思い立って読み始めた。

 

3.『女優夏目雅子』/キネマ旬報編集部編/キネマ旬報社/2015.9

 KINENOTEという映画サイトで、抽選で当たった。

 

4.『千話一話』/早坂文明/蕃山社/2015.10

 津波によって流失した伽藍の復興に取り組む住職の近著。

 

▼酒肴全般

本醸造生貯蔵酒 秀よし/鈴木酒造店/秋田県大仙市/★★★

 

 工場を見学する機会があった。試飲コーナーでは、「三の月(みのつき)」という銘柄がすっきりした果実系の味わいがありおいしいと思った(この手の酒はたくさんは飲めないので買わなかったが)。メインブランド「秀よし」を冠した商品の中から選んだのがこれ。値段はもっとも安い部類のもの。甘みが勝っているが嫌みのない味わいは、単独で飲むよりも食事をしながら飲むのに適しているだろう。

 

【編集後記】

 通算38号です。

 秋の角館に行きました。滞在時間が90分ほどしかなかったので、武家屋敷の見学は青柳家の一箇所にしぼりました。月曜日にもかかわらず、人の多さにびっくりです。この時期、日中の人口密度はひょっとして東北一?、と思ったほどの人出でした。

 

広告を非表示にする
蝉氷坊通信メンバー  蝉氷坊 1954年生   海*堂 1954年生   高*庵 1958年生   法*斎