蝉氷坊のブログ

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新・銀幕の浄土(気ままな映画評)その4

法*斎

 

ローマの休日

 

オードリー・ヘップバーンのファンです!」と言いながら、観た映画は「ローマの休日」位で、他の映画は観ていないのであります。いや、観たかもしれないけれど覚えていないだけかもしれませんね。最近も某映画専門チャンネルで放送したのを観たのですが、あの雰囲気を出せるオードリーの様な女優さんはもう現れないのかなぁ…と思いつつ観ていました。その中でも印象的なのが「真実の口」のシーンでしょう。本当に驚いているような演技で、思わず「可愛いい!」と思ってしまいます。

そのオードリーが60歳の時に出演した映画で「オールウェイズ」というのがあります。天使役なのですが、実年齢のままで登場するんですね。驚くのは往時の雰囲気を携え、顔に刻まれたしわは若いころにはもちろん見られなかったけれど、それを隠そうとせずむしろしわまでも美しいと思わせるところはさすがです。いや~、年を重ねても可愛いんですよ、オードリーは。映画出演はこの映画で最後と思います。あとは、ユニセフの活動に専念していたようですね。

ローマの休日で記者会見のシーンがあり、記者から「今回の訪問で印象深かったところは?」と尋ねられ「…ローマです」と言っちゃうんですが、それを聞いた記者たちは怪訝そうな顔をします。だって、ローマでの冒険中は体調不良で静養していたことになってるから。その会場に来ていたグレゴリーペックは、お姫様の大スクープ写真を捨てちゃうんですね。切ない表情で誰もいなくなった記者会見場を出ていくペックも良かったですよ。

と、書いていたらまた観たくなりました。

 

f:id:senhyo-bo:20150228205333j:plain(イラストも筆者)

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