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蝉氷坊のブログ

 文殊会通信(読書、映画、美術、酒をめぐる片言隻句)ぶらぶらあるき(県内篇・県外篇)梵夫の時間(おりおりの日誌)

文殊会通信第28号 2015年1月1日

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海*堂  消息

 

●最近読んだ本

 師走の字義の通り暇なく読了本ありません。

 

 

▼今読みかけの本

 『がんと闘った科学者の記録』/戸塚洋二/文春文庫/2011

 

  当時最もノーベル賞に近いと言われた人の闘病記。寝る前の睡眠導入剤

 

■これから購入する予定の本

1.『哲学散歩』/木田元文藝春秋社/2014

 

2.『日本の仏教 第2期』〈全3巻〉/日本仏教研究会編/法藏館/1998~2001 

 ⑴仏教と出会った日本 末木文美士養老孟司ほか 日本仏教研究会編    

 ⑵日本仏教の研究法 大久保良峻・簑輪顕量ほか 日本仏教研究会編    

 ⑶日本仏教の文献ガイド 石井修道・松岡心平ほか 日本仏教研究会編     

 

3.『正法眼蔵入門』/頼住光子/角川ソフィア文庫/2014

 

●酒肴全般

 春鹿/純米 超辛口/今西清兵衛商店/奈良市 ★★★★

 

 2013年3月文殊会通信第6号で紹介した酒。あまりにきつい辛口のため、二本購入したうちの一本を冷蔵庫に入れっぱなしにしておいて、つい気が向いたので栓を開けてみた。前回は2012年12月製造から2ヶ月後の開封だったが、今回は丸2年経過していた。不思議なことにと言うか、おもしろいことにと言うか角が取れて大変飲みやすくなっていた。淡麗辛口には違いないが、ほのかな甘みに香りも穏やかで後味も清涼だった。こんなことがあるもんだと感じ入った次第。

 

高*庵  消息

 

 しばらくお休みです。

 

 

蝉氷坊  消息

 

▼最近読んだ本

 読み終えた本はなし。

 

■今読みかけの本

 『仏教文学講座』全九巻/伊藤博之・今成元昭・山田昭全編/勉誠社/1995年

 うち、第五巻「物語・日記・随筆」と第七巻「歌謡・芸能・劇文学」

 

●アート全般

CD『It's the Girls』/ベット・ミドラー/2014 ★★★★★

 

 ベット・ミドラーの長年のファンである。69歳になった彼女の最新作は、1960年代の曲を中心にした女性グループの名曲カバー集。車で、仕事机で繰り返し聴いている。収録されているのは15曲、とくにスローなナンバーがいい(4、8、10、14など)。愛聴の一枚。

 1.Be My Baby (The Ronettes) <1963>

 2.One Fine Day (The Chiffons) <1963>

 3.Bei Mir Bist Du Schon (The Andrews Sisters) <1938>

 4.Baby It's You (The Shirelles) <1961>

 5.Tell Him (The Exciters) <1962>

 6.He's Sure the Boy I Love (The Crystals) <1963>

 7.Mr. Sandman (The Chordettes) <1954>

 8.Come and Get These Memories (Martha And the Vandellas) <1963>

 9.Too Many Fish In the Sea (The Marvelettes) <1964>

 10.Teach Me Tonight (The DeCastro Sisters) <1954>

 11.Waterfalls (TLC) <1995>

 12.You Can't Hurry Love (The Supremes) <1966>

 13.Give Him a Great Big Kiss (The Shangri-Las) <1965>

 14.Will You Still Love Me Tomorrow (The Shirelles) <1960>

 15.It's the Girl (The Boswell Sisters) <1931>

(()内はオリジナル曲のグループ名、〈〉内はヒットした年)

 

▼酒肴全般

 純米大吟醸磨き23 獺祭/旭酒造/山口県岩国市 ★★★

 大吟醸 豊盃/三浦酒造/弘前市 ★★★★

 大吟醸 北秋田/株式会社北鹿/秋田県大館市 ★★★

 

 この3種を同時に飲み比べる機会があった。私の舌がいい加減なのか、単なる酒オンチなのか、味わいでは「豊盃」「獺祭」「北秋田」、のどごしでは「北秋田」「豊盃」「獺祭」、香りは「獺祭」「豊盃」「北秋田」、とそれぞれ順になる。組み合わせは頂き物からのランダム・チョイス。

 ちなみに、ネットで見る価格は「北秋田」の1に対して「豊盃」は2、「獺祭」はなんと15(定価だと5)である。値段が全てでないことは論を待たないが、それにしても「獺祭」の価格は高すぎ、大げさすぎる。

 

【編集後記】

 通算28号です。

 上記ベット・ミドラー最新盤の一曲、「He's Sure the Boy I Love」(クリスタルズ)には歌詞にキャデラックが出てきます。キャデラックは言わずと知れたアメリカを代表するGMの高級車ブランドです。キャデラックに限らず、アメリカには車名がそのまま登場する曲が多く、例えばブルース・スプリングスティーンに「Pink Cadillac」(1984年)、ジャニス・ジョプリンに「Mercedes Benz」(日本でのタイトルは「ベンツがほしい」、1970年)という曲があります。私は古い曲しか知りませんが、最近の曲にもたくさんあるんでしょう、たぶん。

 「He's Sure …」を聴きながら、日本の車が歌詞に出てくる曲ってあるのかな、とふと思った次第。調べると、小沢健二の「カローラⅡにのって」という曲がある(1995年)のですが、私自身この曲は知りません。それと、シングル盤としてヒットしたもののもともとCM用に作られたものらしく、正確にいえば分野が違います。

 山口百恵の「プレーバックPart2」(1978年)にはポルシェが登場しますがこれは外車だし。と、さて日本車となるとなかなか思いつきません。ユーミンの「コバルト・アワー」(1975年)くらいですが、やはり古いですね…。この曲にはいすゞのベレG(ベレットGT)が出てきます。車に詳しくない私もこの車の名は知っていました。ベレGといえば、一時期スカG(スカイラインGT-R)と肩を並べる人気があったはずです。

 そういえば、小林旭が歌う「自動車ショー歌」という、日米欧の車名を並べたコミックソングがありました(1964年)。私の町にもその昔あった映画館で一日中流れていたので歌詞も憶えています(古すぎてあまり書きたくない…)。ですが、まあこれはある意味キワモノでしょう。

 ともあれ、日本車の名前が歌い込まれた曲はほとんどないというのはほぼ間違いないようです。(高級)車には大衆のあこがれ、富や成功のステータスという側面があることを考えるとちょっと不思議な気がします(1960年代ならなおさらでしょう)。社会史的にも歌謡史的にも興味あるテーマかと思います。日本とアメリカでは自動車の文化がかなり違うのは当然として、それでもこれだけ差があるのはいったい何なんでしょうね。

 ヘッダの写真は、おととい、大晦日の参道午後11時半。

 

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蝉氷坊通信メンバー  蝉氷坊 1954年生   海*堂 1954年生   高*庵 1958年生   法*斎