蝉氷坊のブログ

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ぶらぶらあるき(徘徊歩記) 川島雄三没後50年展

 新聞記事で見つけたので行ってきた。会場はむつ市立図書館で。作品は8日『帰って来た男』『しとやかな獣』、9日『愛のお荷物』『暖簾』、10日『グラマ島の誘惑』『貸間あり』、11日『風船』『幕末太陽傳』という上映スケジュール。ほかにパネルや図書、遺品の展示など。

 『幕末太陽傳』の上映時間がちょうど空いていたので勇んで行ってみた。当然フィルム上映だろうと期待したのは甘く、DVDソフトだったのにがっくり。会場が図書館だということをもっと深く考えるべきだった。モニターは70インチほどだろうか、まあ少しは大きい画面で観られることで納得するしかない。『しとやかな獣』や『貸間あり』も観たかったのだが、DVDならレンタルで観ることも可能だろう。

 さて『幕末太陽伝』。何度見ても飽きることがない。

 この作品、さまざまな落語ネタを下敷きに幕末の品川遊郭を舞台にした人情ドラマだが、古めかしい時代劇ではもちろんない。映像作家川島の真骨頂は、愚かさと強さが表裏一体となった人間の生き様そのものを描くことにある。しかもセリフ、テンポ、ストーリー、すべてがスマートでスタイリッシュ。ぜひ観てほしい映画です。

 

 むつ市のWEB記事

 

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